飛石 弐


飛石』は玄関から目的地までの通路の役割があり、

打水により履物や着物が汚れない為の工夫です。


庭を生かすも殺すも『飛石』次第と云われるほど重要で、

利休曰く、「渡り六分、景気四分」

つまり、第一に「渡り歩きしやすく打つ事」

次に「見た目も美しく」が求められます。


実際に歩いて、足が自然に流れていくような『飛石』は

やはり自然の美しさが備わっています。



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書院前

緩やかな「千鳥打ち」



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内二つは裏の小屋にあった

「石臼」を見立てで使いました。



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西側の脇通路

「短冊打ち」


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茶室前

「雁打ち」


限られた材料で自作するのも

「侘び茶」の心と云えるかも...



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# by muichimotu | 2017-03-26 17:43 | 田舎家 | Comments(0)

飛石 壱



庭造りも佳境を迎え

日本の庭に欠かせない『飛石』を据えます。

やっぱり予算の関係で自作です。


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茶室側には縁の下や庭から出てきた

自前の自然石を使い、



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書院側にはホームセンターで購入した

御影石を使います。

この長方形の敷石一枚で25キロ!

結構重労働です。



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庭造りはひたすら穴を掘り、

「穴掘りに始まり、穴掘りに終わる」という感じでした...


つづく


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# by muichimotu | 2017-03-25 23:53 | 田舎家 | Comments(0)

塵穴


茶の庭「露地」には

塵穴(ちりあな)』という、お茶をやらない方には

チンプンカンプン?な「穴」を設けます。


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先ずはやっぱり穴堀りです。

場所は茶室の入口付近で軒先辺りと決められています。



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続いて、積んである「古瓦」の中から

「棟瓦」を使うことにします。

内露地では通常丸く三和土(たたき)で作られますが

とても素人では無理なのでいわゆる「見立て」で作ります。




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深さ、向きなどを考慮して



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バランスよく配置して

埋め込みます。



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モルタルが少し残っていたので底を埋めました。

最後に「覗き石」を少し被せて固定します。



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塵穴』とは

客を迎える前に露地を最後に掃除したときに拾った

落ち葉や枯れ枝を入れる「ゴミ入れ」です。


今では実際にゴミを入れてはむさ苦しいという事で

青葉の切り枝と青竹の箸を入れ

清浄の証とします。



更にもう一つ『塵穴』には役目があり、

突然の雨の際に「蹲踞」の代わりをします。

「覗き石」に手桶などを置いて『塵穴』に水をこぼすという寸法です。

なので「覗き石」は必ず平らでなければダメなんです。


やっぱり、チンプンカンプン?ですね...



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# by muichimotu | 2017-03-23 22:09 | 田舎家 | Comments(0)

電傘


電気の傘

この「電傘」次第で部屋の印象がガラっと変わります。

とても重要なアイテムです。


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どれも大正から昭和に掛けて作られた

古き良き日本の工芸品です。

やっぱり照明にはうるさい妻のこだわりです。



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この傘の和紙は「落水」という技法で作った

「春雨紙」と云う和紙で、

紙漉きの工程の中で春雨のような

細かく繊細な水滴を落として和紙に透かし模様を描いています。




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# by muichimotu | 2017-03-22 13:16 | 田舎家 | Comments(0)

日乃丸

念願の『日ノ丸』!

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柱に付いた年季の入った「旗受け」は

歴代の家主が国旗を揚げてきた証拠。


子どもの頃、実家でも祝日に『日ノ丸』を揚げるのは当たり前でした。

近所でも結構揚げている御宅はありました。

今ではあまり見かけない光景となり、なんとも寂しい事です...

こんなに自国の国旗を普段見かけない国も珍しいんじゃないかと思いますが、



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「旗日」ぐらいは『日ノ丸』を揚げてみませんか?

オリンピックや国際試合のスポーツ観戦の時だけではなく!



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# by muichimotu | 2017-03-20 08:20 | 未分類 | Comments(0)

精進懐石 無庵          静岡県周智郡森町問詰832-3        0538(84)6308


by 甚兵衛