日日是好日

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日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ 』


森下典子/著 新潮文庫



この本は、私が「茶」を習い始める何年か前に読みました。

若い頃から「茶道」には興味がありましたが、

それは日本料理の板前としての興味で、

「茶の湯」の魅力を感じた訳ではありませんでした。


時間的にも経済的にも気持ちの余裕もなく、そのまま何十年も過ぎ...

独立して店を出し、40歳を過ぎて少し焦り始め...

とりあえず「本」を読みあさりました。


世に出ている「茶道本」のほとんどは

「入門書」「専門書」「歴史書」「古書」で、

素人が読んで分かるのは「入門書」ぐらいです。


大体どの本も同じような内容で、主にお点前の仕方や割り稽古、

道具や作法などが少し書いてある程度であまり「茶」の魅力が分からない。


そんな時、

たまたま奥さんが図書館で借りてきたこの「日日是好日」を読みました。

普段この手のエッセイ本を読むことはありませんが、

予想外に面白くてすっかりハマり「やってみたい」と、

あろうことか、どの入門書よりも「茶」の魅力が感じられる本でした。


それ以来、料理人としてだけではなく

純粋に「茶の湯」に興味が湧きまくりました!


茶の湯に興味のある人、ない人、

習っている人、習いたい人、教えている人、これから教える人、

どの段階の人にもお茶ってこういう事かな~と

一番大切なことに「何となく」気付かせてくれる本です。

決して「茶の湯とは」が解る本ではありません。

そんなもの一生掛かっても解るはずもないですから...たぶん。



この本が映画となるそうで

出演:黒木華 樹木希林 多部未華子/監督・脚本:大森立嗣

10月13日(土)全国ロードショー

今から楽しみです!

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この広告にある言葉を見て驚きました!

まさに「無庵」を始めた想いであり、理念でもあります。


季節のように生きる。  

雨の日は雨を聴く。雪の日は雪を見て、夏には夏の暑さを、

冬には身の切れるような寒さを。

五感を使って、全身で、その瞬間を味わった。





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Commented by barisan at 2018-07-29 23:54 x
私も心打たれた本です。
お茶 をやっていて気がつくことが的確な言葉で表されていて、自分の気持ちを代弁してくれている気がしました。
無庵さんに惹かれる理由も、同じようにおもいました。
私も映画たのしみにしているところです。 
Commented by muichimotu at 2018-07-30 19:31
> barisanさん
有難う御座います。
懐かしくなり、また読んでみようかなと思っています。
by muichimotu | 2018-07-29 18:06 | 未分類 | Trackback | Comments(2)

精進懐石 無庵          静岡県周智郡森町問詰832-3  https://www.kaiseki-muan.com/       0538(84)6308


by 甚兵衛