無庵今昔記⑰~蹲踞
《無庵今昔記》
~築110年超え・無庵の古民家再生の記録~
無庵今昔⑰~蹲踞
【 今 】
茶事に於いて露地の終着地が蹲踞であり
そのまま茶室へと連動しているので
違和感のないように繋げていかなければ
ちぐはぐしたイメージになってしまいます。
とにかく自分の思い描く蹲踞の景色を作りだすのが
茶室と同じくらいの夢だったので
楽しくて夢中になってやっていました。
【 昔 】
先ず場所を定めて排水管だけ通してもらい
そこにセメントで「海(水門)」を造り、
「手水石」を据え、それぞれの「役石」を配置して
最期に名古屋の友人宅から運んできた
「雪見灯篭」を設置して役者が揃いました。
ほとんどの石は床下から出てきたものや
敷地内に転がっていたものを使用しましたが
手水石だけは造園屋さんまで見に行って
好みの石を選び運んでもらいました。
塵穴は瓦を利用するなど
あとはコツコツ自分のイメージを形にしていく
誠に楽しい時間でした!
やはり最初は取って付けたような
浮わついた感じでしたが
3年経ってようやく落ち着いた風情が出てきました。
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『精進御節重』
白木六寸2段重(2~3人前)
価格:17,500円(税込)
メール(muan@bf6.so-net.ne.jp)
※ 引渡し ‥‥ 【店頭】12月31日(木) 12時~13時 無庵にて
【配達】13時~ 浜松、磐田、袋井、掛川
※ 配送 ‥‥‥ ヤマト運輸クール便にて 元旦着 (別途送料)